2007年10月9日火曜日

九州一周記録 ~1日目と2日目到着まで編~

前回「1日目と2日目編」をお楽しみに~と書きましたが、とても書ききれなかったので途中でぶった切っちゃいました。
それでは行ってみましょう!


~1日目と2日目到着まで編~

7/20(金)は普通の日です。
じゃっくは会社へ、①号は終業式、②号は保育園へと、これからほんとに九州遠征?みたいな勢いで普通にすごします。
が、しかし、それも定時10分前までです。
10分前から、勤怠つけて、日報書いて、荷物片付けるとアラ不思議、チャイムがきんこんかんこんと鳴るではありませんか。
さぁ、17時30分、定時です!
マンガのような定時ダッシュで地下鉄に乗り込み、家路を急ぎます。

家につくとハヤシライスのいい匂いが漂ってきます。
「ちびどもが喜んでパクパク食べるものを」というじゃっくのリクエストへの回答です。
久しぶりのお泊り旅行とあってすでにテンション高すぎなちびどもを落ち着かせながら夕食を済ませ、歯磨きをさせます。 その間にじゃっくはシャワーを浴びます。
さっぱりしたところで、最後の荷物点検をし、食料・飲料などを詰め込みます。

あれこれ最後までバタバタしていましたが、突貫ですから適当でOKなんです。
なんとかかんとか、予定出発時刻と考えていた21時に出発できました。
残念ながら小雨の降るあいにくの天気。
もともと観光の計画が少ない我が家の旅行ですので、雨が降っていてもあまり問題ではありませんし、最初はどうせ運転だけです。
荷物の積み込みの時も、ちびどもが車に乗り込む時も大した雨量ではなかったのでラッキーです。
だいたい、じゃっくは「イベント晴天率」というか「イザという時に雨降らない率」には自信がありますのでまったく心配ナシです。

さぁこれから超長距離ドライブの始まりです。
夜中の運転担当はもちろん、じゃこです。

え。

じゃっくの間違いではありません。
我が家のじゃこはドライブの鉄人ですから。
それもこれもじゃっくのスパルタ教育の賜物です。
そういえば昔、土砂降りの中、横浜から名古屋まで運転させたっけなぁ、しかも夜の高速。
あれで開眼したのは間違いありませんね。
皆さん、ペーパードライバーの相方を鍛えるにはこれに限ります。
ただし、無事生還できるかは保証できませんけど!


そんなわけでトップバッターじゃこで始まった我が家の攻撃ですが、立ち上がりから問題発生です。
一宮ICより名神高速に入りましたが、そのころから雨脚が強くなりだします。
すでに助手席で夢見心地のじゃっくを揺さぶってじゃこが起こします。

「ギブアップ~。交代!」
「ここどこ?」
「養老SA」

近っ!一宮から最初のSAです。
トップバッター鉄人なのにいきなりノックアウトです。
久しぶりの高速道路で、かつ、夜、かつ、土砂降り。
責められることではないので、さくっとじゃっくに交代します。
以前の日記にも書きましたが、じゃっくは激しい気象現象が大好きです。
こんな土砂降りも例外ではありません。
悪い視界も「心眼」でOKです。
逆にテンションが上がっちゃうくらいノリノリでかっ飛ばします。

耐久レースの鉄則は「運転しないドライバーは寝ろ」なのですが、じゃこはこの悪天候とじゃっくの運転にドキドキして寝られない様子です。
仕方ないのでちょっとだけのんびり運転サービスです。
ほどなくしてじゃこもうとうとし始めますが、いけません、こんなのんびり運転ではじゃっくも寝てしまいます。
そんな時はターボオンです! 再び調子ぶっ飛ばして距離を稼ぎます。(セイゲンソクドナイデネ)

若いころは5時間休憩ナシとかでも余裕でしたが、いかんせん寄る年にはかないません。
3時間ほど走るったところで限界です。
前を走るトラックが分身し始めたので早めに交代です。
もうすぐ岡山というところまで来ました。
そのころにはじゃこも目を覚ましており、雨も止んでいたので選手交代です。
出発と同時にじゃっくは夢の世界に旅立ちます。

「チャイクロと~~い~いしょに~~おさないこころは旅に出る~~~う~う~♪」

なぜかじゃっくは眠くなるとこの歌が頭に流れますが、そんなことはどうでもいいですね。

2時間ほどして、またじゃこに起こされます。
が、今度はじゃこもがんばって広島の直前まできています。
ちょっと体操してから運転を交代します。
残りは広島と山口ですが、それにしても中国地方は長いです。
東名を走るときの静岡も長いですが、中国は景色に変化がない!
っていってもどうせ夜だから変化があっても見えないケドさ。
あと一踏ん張りですが、すでに体力も気力もありません。
山口の中ほどまで来てはやばやと休憩です。
なんだかすでにズルイじゃっくは「負けるが勝ち」状態です。

またまた運転をじゃこに代わって、本州最西端到達の栄誉を進呈することにします。
下関ICを降り、ナビの目的地を「唐戸市場」にセットします。
お~、本当に九州が目と鼻の先ですな。
ナビにしたがって走るとなんだか細い路地をくねくね通りましたが数分で無事到着です。


さぁこっからが旅行本番です。
がしかし、くたびれ果てたかに見えるじゃっくとじゃこ!
このまま力尽きてしまうのか!?

次回「ふぐを食わずに死ねるか編(うそ)」に、乞うご期待!!

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